漢方薬専門-長寿堂薬局

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健康と漢方
「未病」のうちに治す漢方薬

陰陽五行説によると「未病術」は脾臓と胃腸にあり、土にあり。脾臓と胃腸の疲れは健康の黄信号と読み取ってよいと思います。東洋医学の原点に「未病」という考え方があります。
春秋戦国時代、群雄割拠する中で諸侯が恐れていたのは戦争よりむしろ病気でした。当時の人々の平均寿命は40歳から50歳前後といわれています。有効な治療法が少ないために、いったん病気にかかるとそのまま死の危険につながってしまう。そうした中で人々は何とか病気にかからないよう、未然に病気を予防する「未病」の医学を発展させた歴史があるのです。
病気になってから治すのは当時の医学水準では難しく、中国の医学書「昔帝内経」には病気になる前に病気になりそうなところを見つけてそれを治すのが一番良いと書かれています。つまり病気は免疫力のバランスを高めれば発症しにくいという考え方です。
現代の西洋医学では正常値から外れてこないと病気として薬がもらえません。ただ免疫力が落ちたくらいでは、まだ病気ではないとされるわけです。では一体どこで免疫力の低下を判断すればよいのでしょうか。俗に五臓六腑と言いますが、東洋医学では人体には実際には六臓六腑があり、その六臓六腑に各一つずつ十二経絡があると説き、その経絡の中を気と血と水(しん液)の三つの成分がめぐって各器官を順調に働かせていると考えられています。「気」とは神経の活動など目に見えない部分、「血」・「水」とは見える部分、すなわち筋肉や血液やリンパなどは「血」に属し、「水」は体の中を流れる組織液のことをさしています。その気と血と水がうまく絡み合って十二経絡をめぐっていて、そのめぐり方がおかしくなると未病状態になり、さらに悪くなると病気になるという考え方です。
したがって、血と水の流れに注目していれば未然に病気を防ぐことができる事が多い。体にあった上薬を四季、体調、社会のストレス等によって判断して服用すれば、季節によって弱りやすい部分も判断でき、発病する前の「未病」のうちに病気を治療することもできるということです。
中国には昔から陰陽五行説という哲学思想があり、これが医学にも応用されて、人体も自然現象も木火土金水の五つの要素や陰陽・虚実・表裏・熱寒の要素の兼ね合いで決まっていくという考え方になりました。
検査では異常が発見されなかったり、病気とは言われないが何となく身体の調子が悪いなど、身体の不調が病気に至る前の「未病」のうちに、本人の体質、症状、証に合わせる事によって体調を整える事ができる漢方薬があります。

こじれた病気で治りにくい方もご相談下さい。


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